「考え方の違いがわかる。」 おすすめ度:
投稿日:2006-01-20
病名を索引として漢方薬はこれがいいという本が多い中、同じ症状でも人によって原因と処方が違うという中国漢方の考え方が繰り返し書かれている。
各生薬名から効能を知りたい、病名から即漢方薬名を知りたいという人には不向き。
しかし、今まで西洋医学的考え方でこの症状はこの病気だから薬はコレと思っていた人が、元の体質や併発する症状によって実は全然違う原因があったと気付くにはいいと思う。
日本の漢方に対する批判と中国漢方に対する礼賛をもっと婉曲にすればいいのにと思う部分があります。事実も多いけれど…。その点だけが気になりました。
「いまひとつでした」 おすすめ度:
投稿日:2004-07-10
読売新聞日曜版に連載されていたコラムを1冊にしたというだけあって、1つのテーマをコンパクトに解説してある。でも、すべてがほんのさわりを並べたものになってしまっているので、物足りない。
自分が漢方薬を飲むことになって、その薬を知りたくなったり、この病気にはどんな漢方薬が良いのかを知りたい、調べたいような人にはあまり役にはたたないだろう。
漢方とはこんな感じのものです、という入門編というか、簡単な知識を得るためなら良いかな、という本でした。
「ありそうでなかった本」 おすすめ度:
投稿日:2001-10-16
西洋医学に慣れすぎている現代日本人が、中国漢方を正しく理解するのは、実はけっこう難しい。本書では、あくまで具体例に則して、漢方の基本が解説されている。イラストも親しみやすく、理解をたすけてくれる。著者の視点が柔軟で、日本人が誤解なく読むことができる。